両陛下 長崎 佐世保で「国民文化祭」などの開会式に出席
天皇皇后両陛下は14日、長崎県佐世保市で開かれた「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開会式に出席されました。
「国民文化祭」は、音楽や芸術などの文化活動に取り組む人たちが日頃の活動の成果を披露する国内最大級の文化の祭典で、「全国障害者芸術・文化祭」とあわせて11月30日まで長崎県で開催されます。
両陛下は佐世保市のホールで開かれた開会式に臨まれ、天皇陛下が「今年、被爆80年という節目を迎えたこの長崎の地で、全国各地でさまざまな文化芸術活動に取り組まれている方々を迎え、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が開催されることは大変意義深く、関係者の皆さんの尽力に対し、心から敬意を表します」と、おことばを述べられました。
会場では長崎の歴史や平和への思いをテーマに、歌や踊り、それに映像を盛り込んだ演劇が披露され、両陛下は盛んに拍手を送られていました。
両陛下はこのあと、出演者と懇談されました。
天皇陛下は舞台で平和へのメッセージを述べた、高校生平和大使の高田健士郎さんに対して「これからも活動を続けてください」などと声をかけられていました。
両陛下は14日夜、東京に戻られます。
両陛下の3日間の長崎訪問のうち、13日までは長女の愛子さまも同行し、平和公園で花を供えて戦没者の霊を慰めたり、原爆資料館や養護ホームで、被爆者と懇談されたりしました。
高齢の被爆者本人に代わって、被爆の体験を語り継いでいる若い世代ともことばを交わし、励まされました。
今回の長崎訪問は、両陛下が戦後80年のことし、先の大戦の象徴的な場所を巡られた「慰霊の旅」を締めくくるものとなりました。