紀子さま佳子さま「原爆の子の像」の生涯描くミュージカル鑑賞
秋篠宮妃の紀子さまと次女の佳子さまが広島市を訪れ、「原爆の子の像」のモデルとなった少女の生涯を描いたミュージカルを鑑賞されました。
紀子さまと佳子さまは10日午後、広島市内のホールに足を運び、ミュージカルを鑑賞されました。
ミュージカルは2歳で被爆したあと白血病を発症して死亡し、平和公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの生涯を描いたもので、ハワイの子どもたちで作る劇団が英語で演じました。
原爆が投下されてから10年後の広島を舞台に、少女が病におかされながらも、仲間たちとたくましく生きる様子が歌とダンスを交えて描かれ、紀子さまと佳子さまは熱心にご覧になっていました。
そして、上演後は観客と一緒に立ち上がり、盛んに拍手を送られていました。
紀子さまは秋篠宮さまとともに先月も広島を訪れ、原爆の犠牲者を慰霊したり、被爆体験の継承などに取り組む若者と懇談されたりしています。