“米 ウィトコフ特使 プーチン大統領と会談” ロシア大統領府

ウクライナ情勢

ロシアの大統領府は、アメリカのトランプ大統領の側近、ウィトコフ特使が首都モスクワでプーチン大統領と会談を行っていると発表しました。トランプ大統領がウクライナとの停戦に応じるよう求める8月8日の期限が迫る中、協議に進展があるかが焦点です。

トランプ大統領は8月8日までにロシアにウクライナとの停戦に応じるよう求め、応じなければエネルギーなどのロシア製品を購入する国々に2次関税を課すとして圧力を強めています。

この期限を前にトランプ大統領の側近のウィトコフ特使が6日、モスクワに到着し、ロシアの国営メディアは、アメリカとの交渉役を担うドミトリエフ大統領特別代表と市内中心部の公園を散策したと伝えました。

ロシア大統領府によりますとその後、ウィトコフ特使はクレムリンで、プーチン大統領と会談を行っているということです。

プーチン大統領は、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構への加盟を放棄するなどロシア側の主張が認められない限り、停戦には応じないとする姿勢を崩しておらず、会談で停戦に向けた進展があるかが焦点です。