北京で軍事パレード プーチン大統領 キム総書記も出席予定 2025年9月2日 20時45分 ロシア 中国は日本との戦争に勝利して80年の記念日だとして、3日、北京で軍事パレードを行います。 ロシアのプーチン大統領や北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記も出席する予定で、欧米主導の国際秩序に対抗し、結束をアピールするねらいもあるとみられます。 中国は、9月3日を日本との戦争に勝利した80年の記念日だとして、北京の中心部で、習近平国家主席などが出席し、大規模な軍事パレードを行う予定です。 パレードでは、極超音速兵器や無人機など新型の兵器を登場させ、軍備の増強を誇示して国威の発揚を図るとともに、一党支配を続ける中国共産党による統治の正統性を強調するとみられます。また、ロシアのプーチン大統領や北朝鮮のキム・ジョンウン総書記ら20か国以上の首脳が出席する予定です。 北朝鮮の最高指導者が中国の軍事パレードに出席することについて、韓国メディアは、キム総書記の祖父のキム・イルソン(金日成)氏が1959年に中国の建国記念日を祝うパレードに出席して以来だと伝えています。 中国としては、戦後80年にあわせて戦勝国としての立場を誇示するとともに、欧米主導の国際秩序に対抗し、関係の深い国々との結束をアピールするねらいもあるとみられます。 習近平国家主席 プーチン大統領と会談 「戦勝国」の立場誇示 中国は3日、日本との戦争に勝利した80年の記念日として、軍事パレードなどの式典を北京で開く予定で、習近平国家主席は2日、中国を訪れているロシアのプーチン大統領と会談しました。 中国外務省によりますと、習主席はことし5月にロシアで行われた「戦勝記念日」の行事に出席したことに触れ、「互いに式典に出席することは戦勝国として正しい歴史観を守る揺るぎない決意を示している」と強調しました。 そのうえで「両国はともに多国間主義を重視していて、国連や上海協力機構など多国間の場での協力を強化していくべきだ」と述べ、アメリカのトランプ政権への対抗も念頭に、連携の強化に意欲を示しました。 一方、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は「戦友としての記憶や、共通の利益を守るための揺るぎない姿勢は、新しい時代の包括的パートナーシップと戦略的協力関係の基盤となっている」と述べ、両国の関係をさらに発展させたいという考えを示しました。 また中国側の発表では、両首脳はともに関心を持つ国際的な問題について深く意見を交わしたとしていて、トランプ政権やウクライナ情勢などへの対応についても議論したものとみられます。…