維新 衆院選に向け体制強化へ 藤田共同代表が地方組織を訪問

選挙

次の衆議院選挙に向けて、日本維新の会は、地方組織の活動実態を把握したうえで体制強化を図りたいとして、藤田共同代表が各地の地方組織を訪れ、関係者と意見を交わす取り組みを始めました。

日本維新の会は、先の参議院選挙で目標を上回る7議席を獲得したものの、選挙区では関西以外で議席を獲得できず、比例代表の得票数も3年前の参議院選挙の半数余りにとどまりました。

これを踏まえ、維新の会は次の衆議院選挙に向けて、地方組織の活動実態を把握したうえで体制強化を図りたいとして、藤田共同代表が各地を訪れ、党関係者と意見を交わす取り組みを始めました。

初日の5日、藤田氏は熊本市で街頭演説を行ったあと、党員などから県内の活動状況について説明を受けました。

藤田氏は記者団に対し「もう一度明確に『全国政党』を目指すため、特に地方議員がいる地域をしっかり回っていきたい」と述べました。