赤澤経済再生相 米の関税めぐり林官房長官と意見交換

関税

アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は林官房長官と会談し、相互関税の一時停止の期限が延長されたことも踏まえ、今後の交渉の進め方などについて意見を交わしました。

アメリカ・トランプ政権の関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は11日午後、総理大臣官邸で林官房長官とおよそ40分会談し、相互関税の一時停止の期限が来月1日に延長されたことも踏まえ今後の交渉の進め方などについて意見を交わしました。

このあと赤澤大臣は記者団に対し「トランプ大統領が言っていることをよく理解しながら、それにマッチする形で日本側の提案を工夫して協議したい。お互い譲れない部分があり時間がかかるのもやむをえないが着地点に到達したい」と述べました。

またベッセント財務長官が大阪・関西万博に参加するため来週、日本を訪れることについて「タイミングが合えば協議をすることもあるかもしれないが、政府としていろいろ検討したうえでベストなやり方を選ぶことになる」と述べました。