
岩屋外相 ウクライナ外相と会談 平和実現へ後押しの考え伝える
岩屋外務大臣は4日夜、ウクライナのシビハ外相と東京都内で会談し、ウクライナの永続的な平和の実現に向けて、後押しする考えを伝えました。

岩屋外務大臣は4日夜、大阪・関西万博にあわせて日本を訪れているウクライナのシビハ外相と東京都内で夕食をとりながら、1時間余り会談しました。

この中で岩屋大臣は「わが国はウクライナとともにあるという姿勢に全く変わりはない。公正かつ永続的な平和が1日も早く訪れるよう全力で後押しをしていきたい」と述べました。

これに対し、シビハ外相は日本の支援に謝意を示したうえで、「今、われわれを取り巻く環境、特に安全保障環境はウクライナ、そしてヨーロッパのみならず、インド太平洋地域まで問題が拡大している」と述べ、日本との連携をさらに強化していく考えを示しました。
そのうえで、両氏は、ウクライナを取り巻く情勢などについて意見を交わし、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。