
ブルーインパルスが大阪・関西万博上空で華麗な航空ショー
大阪・関西万博の開幕日に天候悪化により中止された航空自衛隊の「ブルーインパルス」の展示飛行が12日行われ、万博会場では大勢の観客が航空ショーを楽しみました。
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の展示飛行は、ことし4月の大阪・関西万博の開幕日に実施される予定でしたが、天候悪化のため中止となっていました。
こうした中で12日と13の2日間、改めて展示飛行が実施されることになり、万博の会場には航空ショーを見ようと多くの人が詰めかけました。

「ブルーインパルス」は関西空港を離陸したあと、6機の機体が大阪城や1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」の上空などを飛行し、午後3時ごろ、万博会場に姿を現しました。
そして、上空を旋回しながら白いスモークでハートマークを描くなど息の合った華麗な飛行が披露されると、観客たちは拍手をしたり歓声をあげたりして楽しんでいました。
兵庫県芦屋市から家族で訪れた小学5年生の男の子は「ブルーインパルスが好きなのでこのために来ました。速く飛ぶ姿がかっこよかったです」と話していました。