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“危険運転”の適用要件見直しへ 飲酒や高速度に数値基準案 2025年9月29日 19時17分 法務省 危険運転致死傷罪の適用要件の見直しを議論している法制審議会の部会で、どのような飲酒運転や高速度での走行が危険運転にあたるかを明確にするための複数の数値基準のたたき台が示されました。 目次 大分 遺族「基準未満の事故もしっかり議論を」 群馬 遺族「示された案は緩いと感じる」 飲酒運転・高速度運転などで複数案 危険運転致死傷罪をめぐっては、適用要件があいまいだとの指摘があり、ことし3月から法務大臣の諮問機関である法制審議会の部会で、基準の明確化に向けた法改正の議論が進められています。 29日に開かれた部会では数値基準のたたき台が示され、飲酒運転は体内アルコール濃度の検査で呼気1リットルにつき0.5ミリグラム以上とする案と、それをさらに厳しくして免許取り消し処分の対象と同じ0.25ミリグラム以上とする2案が示されています。 一方、高速度での運転は▽最高速度が60キロ以下の道路は、その速度を40キロまたは50キロ超えた場合▽最高速度が70キロ以上の道路は、その速度を50キロまたは60キロ超えた場合とする案が記されています。 また、タイヤを滑らせるながら走る「ドリフト走行」などで進行を制御することが困難な状態で車を走行させる行為も、適用要件とする案が盛り込まれています。 一方、たたき台の案では数値基準にかかわらず、正常な運転が困難な場合や危険を回避することが著しく困難な場合も、危険運転致死傷罪を適用できるとしています。 今後、部会では数値基準についてさらに議論を進めて結論を出し、法務大臣への答申をまとめることにしています。 大分 遺族「基準未満の事故もしっかり議論を」…