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トランプ大統領 国連総会で演説へ 中東情勢など対応姿勢が焦点

国連

アメリカのトランプ大統領は、2期目の就任後、初めてとなる国連総会に出席してこのあと、演説を行います。中東情勢や国際機関などへの対応をめぐって、どのような姿勢を示すのかが焦点となります。

トランプ大統領は、2期目の就任後、初めてとなる国連総会に出席して現地時間の23日午前、日本時間のこのあと、演説する予定です。

演説では、大統領就任後、各地の戦争や紛争の終結に取り組み、成果をあげたとアピールする見通しです。

また、国際機関については批判を展開するとみられ、ホワイトハウスのレビット報道官は、22日の会見で「大統領は『グローバリストの組織』がいかに世界秩序を崩壊させてきたかに触れ、世界に対する率直で建設的なビジョンを表明する」と述べました。

国連外交に詳しいアメリカの専門家は、トランプ政権が国際機関への関与のあり方について見直しを進めているとしたうえで「国連総会は見直しの結果を公表する絶好の機会になるかもしれない。一部の組織との関与を終了する可能性が高い」という見方を示しています。

一方、トランプ大統領は、イギリスやカナダなどがパレスチナを国家として承認したことに反対の立場を表明していて、国連総会の場でも言及する見通しです。

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