愛子さま 古式馬術「母衣引」ご覧に 東京 世田谷区 馬事公苑
天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは、都内で開かれた馬にまつわる伝統文化などを紹介する催しを訪れ、古式馬術の披露などをご覧になりました。
東京 世田谷区の馬事公苑では、秋分の日に馬にまつわる伝統文化などを紹介する催しが開かれていて、50回目を迎えたことしは愛子さまが足を運ばれました。
催しでは、さまざまな乗馬の技術が紹介されたほか、古式馬術の「母衣引(ほろひき)」を宮内庁の主馬班(しゅめはん)の職員が披露し、長さ10メートルほどの筒状の布「母衣(ほろ)」をまっすぐにたなびかせながら馬を走らせる姿に、愛子さまは拍手を送られていました。
また、室内の別会場で乗馬を習っている中高生や、去年のパリオリンピック、総合馬術団体で銅メダルを獲得した戸本選手が、障害物を連続で飛び越えるといった騎乗を披露し、愛子さまは説明役に質問を重ねながらご覧になっていました。
このあと愛子さまは騎乗を披露した人たちと懇談し、中高生に対して「大会にも出場されるんですか」などと尋ねたり、「これからも頑張ってください」などと励まされたりしていました。