プーチン大統領 ウクライナとの対話に前向きな姿勢を強調 2025年8月2日 9時13分 プーチン大統領 アメリカのトランプ大統領が、8月8日の期限までに停戦に応じなければ、ロシアに制裁を科す考えを示す中、プーチン大統領は、ウクライナとの対話に前向きな姿勢を強調しました。その一方で、ロシア側の主張が認められないかぎり、停戦には応じられないとする立場を改めて示しました。 アメリカのトランプ大統領は、8月8日の期限までに停戦に応じなければ、ロシアに制裁を科す考えを示し、7月31日には、ロシアによる攻撃でウクライナで被害が出ていることを受けて「嫌悪感を抱く」と強く非難しました。 ロシアのプーチン大統領は8月1日、記者団に対し「問題を平和的に解決するには、詳細な議論を交わす必要がある」と述べたうえで「交渉は常に必要であり、特に、それが平和への努力である場合は常に重要だ」と述べ、ウクライナとの対話に前向きな姿勢を強調しました。 プーチン大統領としては、トランプ大統領が示した期限を前に、停戦への意欲があると強調したとみられます。 その一方で、プーチン大統領は「重要なことは、この危機を引き起こした原因を取り除くことだ」と述べ、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構への加盟を放棄するなど、ロシア側の主張が認められないかぎり、停戦には応じられないとする立場を改めて示しました。 これに対してウクライナのゼレンスキー大統領は「戦争を続けるための時間稼ぎや制裁の延期を図る試みでなければ、いつでも首脳会談を行う用意がある」としています。 ロシア軍 キーウに大規模攻撃 ジェット推進型の無人機使用か ロシア軍は7月30日から31日にかけてウクライナの首都キーウに対して大規模な攻撃を行い、31人が死亡しました。 この攻撃についてウクライナのクリメンコ内相は7月31日、ジェット推進型の無人機が使われたという暫定的な情報があるとした上で、「ウクライナのインフラ施設などに対して使用されるのは今回初めてではない」と述べました。 ウクライナメディアは専門家の話として、使用されたのはイラン式の「シャヘド」型無人機にジェットエンジンを搭載したタイプで、従来より大幅に高速化して、時速550から600キロで飛行でき、高度も高いことから、探知や迎撃が難しくなっていると伝えています。 米の専門家 “無人機の戦い ウクライナとロシアとの差縮まる”…