大雨浸水被害の三重 四日市長 速やかな復旧と支援継続の考え

三重県

記録的な大雨で、住宅や地下駐車場が水につかった三重県四日市市の森智広市長が20日、記者会見を開き、被害の大きさや影響を踏まえて市として速やかな復旧と生活再建に向けた支援を継続していく考えを示しました。

三重県四日市市では今月12日の記録的な大雨により、3000棟を超える住宅などが浸水したほか、市の中心部にある地下駐車場に大量の水が流れ込み、270台余りの車が水につかる被害を受けました。

20日は森市長が会見を開き、これまでに市で把握した被害状況や今後の支援策について説明しました。

それによりますと、住宅などに被害を受けた人に対しては公的な支援を受けるために必要な「り災証明書」の申請を今月17日から受け付けていて、19日までに147件を発行したということです。

また、水につかった地下駐車場については、状況を把握するため今月25日にも三重県の一見知事とともに現地を視察する予定だということです。

森市長は会見で「速やかな復旧と生活再建に向けて、り災証明書の発行や災害廃棄物の収集などを行っている。支援が必要な場合は市に相談してほしい」と述べ、今後も支援を継続する考えを示しました。