神奈川県警 交番勤務中にオンラインカジノ 賭博疑いで書類送検
神奈川県警の20代の警察官が、交番勤務の時間などにオンラインカジノでおよそ500回にわたり金を賭けたとして賭博の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、相模原警察署の地域課に所属する20代の巡査です。
警察によりますと、ことし6月までのおよそ3か月間、スマートフォンを使ってオンラインカジノにアクセスし、サッカーの勝敗予想などにおよそ500回、合わせて250万円ほどを賭けたとして賭博の疑いが持たれています。
このうち、120回余りは交番での勤務時間中だったということです。
警察が、オンラインカジノの事件について捜査を進める中、巡査の関与が分かったということで、19日、書類送検するとともに減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。
これまでの調べに対し、巡査は「簡単にお金が稼げると思った」などと話し、19日、依願退職したということです。
神奈川県警察本部の向井洋監察官室長は「警察への信頼を失墜させる行為で県民の皆様に心からおわび申し上げます。職員に対する指導教養を徹底して参ります」とコメントしています。