石破首相 万博会場を視察“閉幕まで安全開催へ 関係者と連携”
石破総理大臣は、大阪・関西万博の会場を視察し、1か月を切った閉幕まで安全に開催できるよう、関係者と連携しながら取り組む考えを示しました。
石破総理大臣は17日夜、大阪・関西万博の会場を訪れ、はじめにアメリカ館で1972年にアポロ17号の宇宙飛行士が月面で採取した「月の石」の一部や、NASA=アメリカ航空宇宙局によるロケットの打ち上げを再現した映像などを視察しました。
また日本館では、日本の観測隊が南極で発見した隕石「火星の石」や、燃料への活用などで注目される「藻類」の魅力を知ってもらおうと、わかめやひじきなど32種類の藻類にふんした人気キャラクターの「ハローキティ」の展示を見て回りました。
このあと石破総理大臣は記者団に対し「『月の石』も『火星の石』もこれが『月の石』とか『火星の石』と主張があるわけではないが、見ることにすごく意義がある」と述べました。
その上で「最後まで事故なく大勢の人に満足してもらい大阪から全国各地に足を伸ばしてもらうことで地方創生と組み合わせた万博となるようにしたい」と述べ、1か月を切った閉幕まで安全に開催できるよう関係者と連携しながら取り組む考えを示しました。