石破首相 訪米し国連総会で一般討論演説を行う方向で調整
石破総理大臣は来週、アメリカを訪れて国連総会に出席し、一般討論演説を行う方向で調整しています。翌週には韓国を訪問し、イ・ジェミョン(李在明)大統領との首脳会談を検討していて、これまでの外交成果を次の政権に引き継ぎたい考えです。
石破総理大臣は、後任の総理大臣が決まるまでの間、国内外の課題への対応に万全を期す方針です。
来週には、アメリカ ニューヨークを訪れて国連総会に出席し、一般討論演説を行う方向で調整しています。
去年、退任を表明したあと国連総会に出席した岸田前総理大臣は、一般討論演説を行いませんでしたが、政府関係者によりますと、石破総理大臣は、日本の総理大臣として国際社会にメッセージを発信する好機だとして、演説を行う意向だということです。
また、その翌週には韓国を訪れて、イ・ジェミョン大統領と首脳会談を行うことを検討しています。
8月にイ大統領が、就任後、初めて日本を訪れたことを受け、首脳による相互訪問「シャトル外交」の一環として検討しているもので、石破総理大臣としては、これまで重ねてきた各国の首脳との会談や、国際会議への出席といった外交成果を、次の政権に引き継ぎたい考えです。