石破首相 “大阪・関西万博 成果を検証し レガシーを継承”
閉幕までおよそ1か月となった大阪・関西万博について、石破総理大臣は政府として責任を持って成果を検証し、象徴となるレガシーを継承していくとして、有識者らによる議論の枠組みを立ち上げる考えを示しました。
大阪・関西万博が来月13日に閉幕するのを前に、政府は16日、総理大臣官邸で関係者による会合を開き、石破総理大臣や大阪府の吉村知事らが出席しました。
この中で石破総理大臣は「これまで2000万人を超える方々が来場し、黒字化も見通せるようになった。50人以上の海外の首脳が来日し、40回以上の首脳会談を実施するなど貴重な外交の機会にもなった。成果と経験を共有し後世に伝え、決して一過性のものにしないことは万博を開催した私たちの責務だ」と述べました。
そのうえで、政府として責任を持って成果を検証し、象徴となるレガシーを継承していくとして、有識者らによる議論の枠組みを立ち上げる考えを示しました。
そして「残りの会期、来場者に安全に楽しんでいただけるよう今一度、気を引き締めて運営にあたっていく必要がある。成功裏に閉会式の日を迎えられるよう関係者一丸となって取り組んでいくことが最も重要だ」と述べました。
大阪府 吉村知事「万博宣言を作り 世界の行動基準に」
大阪府の吉村知事は、会合のあと記者団に対し「158の国と地域が一堂に会して、『いのち輝く未来社会のデザイン』とは何かを考え、交流を深めてきた。大阪・関西万博宣言を作り、レガシーとして世界の行動基準にしていくべきだ。大屋根リングについても、一部をレガシーとして今の形のままで残すべきだと考えている」と述べました。