竜巻被害の静岡 牧之原 地元の高校生が片づけ作業を手伝う
今月5日、台風の接近に伴う竜巻の影響で被害が相次いだ静岡県牧之原市では、3連休の中日の14日、地元の高校生が片づけ作業を手伝いました。
今月5日、国内最大級の規模と推定される竜巻が発生した牧之原市では、1100棟を超える住宅が被害を受け、1週間がたったこの連休も住民たちが片づけに追われています。
14日は地元の県立相良高校の生徒7人が、大きな被害を受けた細江地区を訪れ、ボランティアで住宅の周りのガラスや瓦の破片を集める作業を手伝っていました。
高校によりますと、100人以上の生徒がボランティアに申し込んでいて、平日の放課後や休日に教員の引率のもと、活動を行っているということです。
この家に住む男性は「竜巻の被害に加えて、きのうの雨で屋根がさらに落ちてきて、自宅を解体せざるをえなくなりました。家財などを運び出して片づけなければならないので、高校生の若い力がとても頼りになります」と話していました。
参加した1年生の男子生徒は「少しでも早く復興が進むように、できることを手伝い、困っている人たちを助けたいです」と話していました。