共産 衆院選見据え 「集中期間」に若い世代の党員増の取り組み

選挙

共産党は、次の衆議院選挙も見据え、党勢を回復させるには若い世代の党員を増やす取り組みを強化する必要があるとして、年末までを「集中期間」と位置づけ、若者と所属議員らによる対話などを党の幹部も参加して各地で進めていくことにしています。

共産党は、3議席の獲得にとどまった先の参議院選挙について、党員の高齢化などが指摘される中、党勢の後退によって選挙で議席を減らすという悪循環から抜け出せていないとする総括をまとめました。

これを踏まえ、次の衆議院選挙も見据え、党勢を回復させるには若い世代の党員を増やす取り組みを強化する必要があるとして、年末までを「集中期間」と位置づけ、暮らしの不安や困りごとを聞き取るアンケート活動や、若者と所属議員らによる対話を党の幹部も参加して各地で進めていくことにしています。

また、党の政策や活動への理解を広げようと、SNSを通じて、党の機関紙「しんぶん赤旗」の電子版に触れてもらったり、党の活動やイベントへの参加を呼びかけたりしていく方針です。

田村委員長は「党の取り組みを多くの人に知ってもらい、力にできるよう、本気になって踏み出したい」と話しています。