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【大雨被害】長崎 南島原 落雷か 建物が炎上

長崎県

10日朝、長崎県南島原市で建物が焼ける火事があり、警察と消防は落雷によって火が出た可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。

10日午前6時すぎ、南島原市布津町で「雷によって2階建ての建物が炎上している」と近くに住む人から消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、消防車2台が出て消火活動にあたり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で建物1棟が焼けたということです。

現場にはいずれも2階建ての住宅と倉庫があり、住人の高齢の女性は避難してけがはなかったということです。

現場は南島原市役所から北東におよそ5キロの住宅が点在する場所で、警察と消防は落雷によって火が出た可能性もあるとみて詳しい状況を調べています。

気象台によりますと南島原市では午前8時までのわずか6時間で、平年、9月1か月分の1.5倍近くにあたる257.5ミリの雨が降り、県全域には雷注意報が出されています。

熊本城でも落雷か けが人なし

熊本市によりますと、10日朝、熊本城の天守閣付近に雷が雷が落ちたということです。

けが人はいないということです。

午前7時すぎに市が点検したところ、天守閣内にある避難誘導に使うための設備が故障しているのが見つかり、市は落雷の影響ではないかとみています。

今後、設備の点検や修理が必要で今のところ復旧の見通しはたっていないということです。

このため、10日は午前9時の天守閣やその周辺への入場を遅らせる措置をとっていて、状況しだいで臨時休業する可能性もあるとしています。

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