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長崎で線状降水帯発生 島根 鳥取でも発生のおそれ 厳重警戒を

気象

秋雨前線などの影響で、九州から東北にかけての各地で雨雲が発達し、長崎県では線状降水帯が発生しているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

10日は北日本から西日本の広い範囲で激しい雨が降るおそれがあり、島根県と鳥取県でも昼前から夕方にかけて線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まる可能性があり、厳重な警戒が必要です。

気象庁によりますと、停滞する秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になりこの時間は、九州や中国地方、北陸、東北などで雨雲が発達しています。

午前5時までの1時間には
▽長崎県南島原市で63ミリの非常に激しい雨が、
▽熊本県宇城市で32.5ミリの激しい雨が降りました。

長崎県南部では線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして、10日午前5時半前に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。

また、熊本県苓北町付近では、レーダーによる解析で午前5時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

これまでの雨で長崎県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。

前線はゆっくりと南下するため、日本海側を中心に太平洋側でも大気の状態が不安定になり北日本から西日本では雷を伴って激しい雨が降る見込みで局地的に、非常に激しい雨が降るおそれがあります。

島根県と鳥取県でも10日昼前から夕方にかけて線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水・氾濫にも警戒するよう呼びかけています。

落雷、竜巻などの激しい突風、それにひょうにも注意が必要です。

一方、10日は9日より広い範囲で気温が下がる見込みですが、東日本と西日本を中心にところにより厳しい暑さになると予想されています。

日中の最高気温は
▽奈良市や京都市で35度と猛暑日が見込まれているほか、
▽甲府市や名古屋市、大阪市で34度、
▽横浜市で33度などと予想されています。

熱中症の危険性が極めて高くなるとして、山梨県、愛知県、三重県、和歌山県、沖縄県の沖縄本島地方と八重山地方の5つの県に熱中症警戒アラートが発表されています。

エアコンを適切に使用したり、水分・塩分を補給したりするなど熱中症対策を心がけてください。

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