東京・新橋のガールズバー刺殺事件 初公判 起訴内容認める

事件

去年10月、東京・新橋のガールズバーで18歳の従業員の女性を殺害した罪に問われている50歳の被告の初公判が開かれ、被告は起訴された内容を認めました。

群馬県渋川市の無職、千明博行被告(50)は去年10月、東京・港区新橋のガールズバーで18歳の従業員の女性をナイフで複数回切りつけて殺害したとして、殺人などの罪に問われています。

8日、東京地方裁判所で開かれた初公判で、被告は裁判長から起訴された内容について「間違いはありませんか」と問われると、「はい」と述べて認めました。

検察は冒頭陳述で「被告は去年6月に女性とマッチングアプリで知り合い、店を訪れてお金を支払うようになった。その後、連絡が途絶えたことに納得できず、恨みを募らせて殺害するに至った」と述べました。

一方、弁護側は「被告が店を訪れた際には、女性に致命傷を与える目的はなかった。殺害に計画性はなく、衝動的なものだった」と主張しました。

判決は今月17日に言い渡される予定です。