防衛相 オスプレイ配備で訓示“地元と信頼関係築き任務へ”

オスプレイ

中谷防衛大臣は、陸上自衛隊の輸送機オスプレイが配備された佐賀駐屯地を訪れ、今回の配備は南西地域の防衛力強化につながるものだとしたうえで、引き続き、地元の理解と協力をえるため信頼関係を築きながら任務にあたるよう訓示しました。

中谷防衛大臣は17機のオスプレイの配備が8月に完了した陸上自衛隊佐賀駐屯地を訪れ、およそ280人の隊員を前に訓示しました。

中谷大臣は「わが国は、戦後、最も厳しく複雑な安全保障環境に直面していて、南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題だ。オスプレイの大変優れた性能をいかし、迅速な機動展開を可能とする体制が整うことで、地域の守りがより堅固となる」と述べました。

そのうえで、「今後、部隊の運用が円滑に行われるためには、引き続き、地元の理解と協力が不可欠だ。しっかりと信頼関係を築き、地元に親しまれながら任務に精励してほしい」と述べました。

このあと中谷大臣は、みずからオスプレイに搭乗して、およそ10分間上空を飛行し、安全性を確認しました。