静岡の突風被害 気象台 現地に職員派遣し詳しい状況調査へ
台風15号の影響で5日、静岡県では突風が4つの市と町で発生し、県のまとめで最も被害が大きい牧之原市では、23人が重軽傷を負ったほか、住宅の被害が全半壊と一部損壊を含めて200棟を超えています。気象台は6日午前中から現地に職員を派遣し、詳しい状況を調査することにしています。
5日、台風15号の接近に伴って静岡県には発達した雨雲がかかり、牧之原市と掛川市、焼津市、吉田町の4つの市と町で突風が発生しました。
各地で被害が相次ぎ、県の5日午後9時半時点のまとめでは、牧之原市の被害が特に大きく、3人が重傷で、20人が軽いけがをしたということです。
住宅の被害も相次ぎ、牧之原市では全壊と半壊が43棟、一部損壊が184棟にのぼるということです。
気象台は、6日午前中から牧之原市などに職員を派遣して被害状況を確認し、突風の種類や当時の風の強さなどを詳しく調べることにしています。