
イスラエル軍 攻撃の限定的停止措置 ガザ市に適用しないと発表
イスラエル軍は、ガザ地区で支援物資の搬入を拡大するためとして実施してきた攻撃の限定的な停止措置を、ガザ市には適用しないと発表しました。来週にも住民に退避通告が出されると伝えられていて、国際社会からは非難の声が相次いでいます。
深刻な食料不足が続くパレスチナのガザ地区で、イスラエル軍は最大都市のガザ市や沿岸部などで支援物資の搬入を拡大するためとして、7月から時間を限定して攻撃を停止する措置をとってきました。
こうした中、イスラエル軍は29日、ガザ市について「危険な戦闘地帯と見なされる」として、攻撃の停止措置を適用しないと発表しました。
イスラエル軍は今後、軍事作戦を拡大しガザ市を制圧する方針を示していて、地元メディアは来週にも住民への退避通告が出されるとの見通しを伝えています。
国連や各国からは、軍事作戦が拡大されれば人道状況がさらに悪化するとして非難の声が相次いでいます。
また、イスラエル軍は29日、イスラム組織ハマスが拘束している人質のうち、男性1人の遺体を収容したと発表し、残る人質はすでに死亡した人を含めて49人となりました。