米アカデミー賞 「国宝」が来年の国際長編映画賞の日本代表に

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歌舞伎を題材にした映画「国宝」が来年のアメリカ アカデミー賞、国際長編映画賞の日本代表に選ばれました。

映画「国宝」は、吉田修一さんの小説が原作で、任きょうの家に生まれた主人公が歌舞伎に人生をささげ、女形として人間国宝に上り詰めるまでの半生を描いた作品です。

28日に、日本映画製作者連盟が来年のアメリカ アカデミー賞、国際長編映画賞の日本代表として、申請のあった9作品の中から「国宝」を選んだと発表しました。

「国宝」は、およそ3時間という大作ながら、SNSを中心に口コミが広がり、異例のヒットとなっていて、実写の日本映画としては、22年ぶりに興行収入が100億円を突破し、歴代2位となっています。

国際長編映画賞は、2022年に濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が受賞していて、来年の候補作は、今後、世界各国から送られてきた代表作品の中から選ばれます。