赤澤経済再生相 訪米取りやめ “事務レベルでの調整生じた”
アメリカの関税措置をめぐり赤澤経済再生担当大臣は28日から予定していたワシントンへの訪問を取りやめました。政府関係者は閣僚どうしが会談する前に事務レベルで調整すべき点が出てきたとしています。
アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣はトランプ政権の閣僚と会談するため、28日午前、羽田空港を出発してワシントンを訪れる予定でした。
会談では自動車の関税を引き下げるための大統領令の速やかな発出などを強く求めるとともに、日本からの投資に関する合意文書の扱いについても意見を交わすことにしていました。
しかし、出発の直前に急きょ訪問を取りやめました。政府関係者は閣僚どうしが会談する前に事務レベルで調整すべき点が出てきたためと説明しています。
政府は可能なかぎり早期の大統領令の発出を求め、アメリカ側との調整を続ける方針です。