雨季を迎えているパキスタンでは、大雨の影響で、洪水や土砂崩れが相次ぎ、これまでに300人以上が死亡しました。 地元メディアによりますと、パキスタンでは、北部を中心に大雨の影響で大規模な洪水や土砂崩れが相次いで発生し、カイバル・パクトゥンクワ州などで、これまでに300人以上が死亡しました。 現地からの映像では、川が増水して勢いよく流れている様子や、多くの人や車が行き交う道路にも水が流れ込む様子が確認でき、住宅や学校が倒壊する被害が出ているほか、多くの人が避難を余儀なくされているということです。 さらに、救助活動にあたっていたヘリコプターが悪天候で墜落し、乗組員5人が死亡しました。 また、隣国のインドでは、インドが直轄地とする北部のジャム・カシミールの山あいの村で豪雨による洪水が発生し、ロイター通信は、これまでに60人以上が死亡、200人以上が行方不明になっていると伝えています。 現地では、モンスーンと呼ばれる雨季を迎え、大雨による被害が相次いでいて、さらなる影響の拡大が懸念されています。 石破首相 インドとパキスタンの首相にメッセージ 石破総理大臣は、洪水で大きな被害が出ているインドのモディ首相と、パキスタンのシャリフ首相に宛ててメッセージを出しました。 この中では「洪水により多くの尊い命が失われたことに深い悲しみを覚えています。犠牲になった方々に深く哀悼の意を表するとともにご遺族に衷心よりお悔やみ申し上げます。また、負傷された方々の一日も早い回復をお祈りいたします」としています。