熱中症 屋内で死亡 エアコン適切に使いこなせず 2025年8月7日 18時59分 熱中症 東京23区で、2013年からおととしまでに熱中症が原因で屋内で亡くなったおよそ1300人のうち、6人に1人がエアコンを適切に使いこなせていなかったことが研究チームの分析でわかりました。 東京大学大学院と東京都監察医務院は、2013年1月から2023年9月までに東京23区で熱中症が原因で亡くなった1447人を対象に背景を分析しました。 その結果、およそ91%にあたる1319人が屋内で亡くなっていました。 このうち、サウナなどを除いた1295人の中では、エアコンがあるのに使っていなかった人が581人と最も多く、次いでエアコンが無かったケースが381人でした。 さらに、エアコンを適切に使いこなせていなかったケースが213人で、6人に1人にあたります。 エアコンを適切に使いこなせていなかった中には、故障のほか、28度で設定されていたものの「暖房」になっていたり「送風モード」になっていたりしたケースもありました。 東京大学大学院医学系研究科の橋本英樹教授「エアコンを適切に使いこなせずに熱中症で死亡した人が少なくないことを社会で認識する必要がある」と指摘しています。 また、1人暮らしの高齢者が多いとしたうえで「何らかの理由でエアコンを適切に使いこなすことが難しかったとみられる。知り合いどうしや地域で目配りや声かけをしていくことが重要だ」と話しています。 【検証】エアコンの設定を誤るとどうなるのか エアコンの設定を誤るとどうなるのか、確かめてみました。 検証は、暑い室内に居続けることを避け、水分や塩分をこまめに補給しながら行いました。 まずは、「暖房」と「冷房」の違いです。 室内の温度が31度の状況で、28度になるようリモコンで設定し「暖房」を押します。 しかし、しばらくたっても、風は送られてきませんでした。…