神戸 女性殺害 容疑者 事件当日もホテル予約 実際はすぐ東京へ
神戸市のマンションで24歳の女性が刃物で刺されて殺害された事件で、逮捕された35歳の会社員は事件当日も現場近くのホテルの宿泊を予約していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。実際には事件のあとすぐに新幹線で東京に向かったということで、警察は捜査から逃れようと逃亡したとみて調べています。
東京 新宿区の会社員、谷本将志容疑者（35）は、今月20日、神戸市内のマンションのエレベーターの中で帰宅した24歳の会社員の女性の胸などをナイフで数回刺して殺害したとして逮捕され、24日、検察庁に送られました。
捜査関係者によりますと、容疑者は、勤めていた都内の会社の休暇をとり、数日前から現場近くのホテルに滞在していたということですが、事件当日の20日も宿泊を予約していたことが分かりました。
しかし実際には宿泊せず、事件のあとすぐに新神戸駅から新幹線で東京に向かったということで、警察は捜査から逃れようと逃亡したとみて調べています。
また、容疑者はこれまでの取り調べに対して、ナイフで刺したことを認めていますが、被害者と面識があったという趣旨の供述は出ていないということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
