新米価格は上がる?どうなる? 各地や専門家の見通しは 2025年8月4日 19時05分 コメ 各地で早場米の収穫が進んでいます。ことしはJAがコメを集荷する際、農家に前払いする「概算金」が去年より高いケースが相次いでいるため、新米の販売価格も上がるのではないかという見方が広がっています。各地で、また専門家に、現時点の新米価格の見通しを取材しました。 福岡県のコメの卸売会社では 福岡県のコメの卸売会社には7月末に宮崎県の早場米が入荷し、現在、精米作業が行われています。 宮崎県産の新米は100トン以上入荷する見通しで、福岡県内の小売店に向けて出荷も始まっています。 関係者によりますと、宮崎県ではことし、JAが農家に前払いする「概算金」が去年よりも60キロあたり1万円以上高い、3万円ほどになるということで、新米の店頭での販売価格は去年より1600円ほど高い5キロあたり4000円台になるのではないかとみられています。 卸売会社 轟良生さん「農家としては、やっと高くなったのでうれしいと思います。店頭での価格はスーパーが決めることになりますが、消費者からするとことしの新米も少し高いと感じるのではないかと思います」 福岡市のドラッグストアでは 一方、福岡市のドラッグストアでは早いところで福岡県産の新米の販売をまもなく始める見込みで、5キロあたりの販売価格は去年の同じ時期より1500円ほど高い4500円前後になる見通しだとしています。 ドラッグストア 杠和大マネージャー「毎年新米が出る時期は新しいお米が供給できるので、小売り側としても期待をもって店頭に並べますが、ことしは米の高騰が続いており新米も4000円台半ばぐらいでの提供になると思うので、少し心苦しいです」 農家に前払いする「概算金」 各地のJAで引き上げ 新米を確保するため各地のJAでは、農家に前払いする「概算金」の目安や最低保証額を去年より引き上げる動きが広がっています。 概算金はJAがコメを集荷する際、農家に支払う前払い金にあたるもので、その年のコメの流通価格を形成する指標となっています。…