イスラエル “ハマスとの停戦協議再開へ代表団派遣” 地元報道
イスラエルはイスラム組織ハマスとの停戦協議の再開に向けて、近く代表団を派遣する見通しだと地元メディアが伝えました。イスラエル軍は9月中旬にも最大都市ガザ市の制圧に乗り出すとみられ、停戦協議でハマスから譲歩を引き出すために圧力を強めるねらいとみられます。
イスラエル軍はガザ地区への攻撃を続けていて地元の保健当局は23日、過去24時間に61人が死亡したと発表しました。
イスラエルのメディアは22日、イスラエル政府がハマスとの停戦協議の再開に向けて数日以内に代表団を派遣する見通しで、日程や場所の調整が進められていると伝えました。
停戦協議をめぐっては仲介国が示した60日間の戦闘停止や一部の人質の解放にハマス側が同意していますが、ネタニヤフ首相はすべての人質が解放されるべきだとしていて双方の立場には大きな隔たりがあります。
地元メディアは22日、イスラエル軍が最大都市のガザ市の制圧に向けて早ければ9月中旬にも攻撃を始めると伝えていて、停戦協議でハマスから譲歩を引き出すために圧力を強めるねらいとみられます。
ガザ市には100万人近くが身を寄せているとされ、イスラエルはガザ市への攻撃を前に住民を退避させる計画で、近く退避通告を出す予定だなどとしています。
ガザ市やその周辺では国連が「飢きん」が発生していると発表していて、攻撃が始まればさらなる人道状況の悪化は避けられない見通しです。