#夏の全国高校野球

夏の全国高校野球、大会4日目の第4試合は、滋賀の綾羽高校が高知中央高校に、延長10回タイブレークのすえ、6対4で勝って、2回戦に進みました。この試合は、夏の甲子園でもっとも遅い午後10時46分まで、およそ3時間にわたって行われました。

春夏通じて初出場の綾羽は、2点を追う5回に犠牲フライで1点をかえしたあと、9回には2本のヒットなどで2アウト満塁のチャンスを作り、相手のエラーで同点に追いついて、延長タイブレークに入りました。

延長10回は、1番でキャプテンの北川陽聖選手が、タイムリースリーベースヒットを打って2人のランナーをかえしたうえ、続く2番の磯谷哉斗選手もタイムリーツーベースヒットを打つなどして、この回、一挙4点を奪って勝ち越しました。

綾羽は、相手のそのウラの攻撃を2点に抑えて6対4で勝ち、初めての甲子園で2回戦に進みました。

高知中央は、先に2点をリードして試合を優位に進めましたが、9回ツーアウトから同点に追いつかれ、延長10回も中野聡太選手のタイムリーヒットなどで2点をかえしましたが、及びませんでした。

終了は22時46分

この試合は、高野連=日本高校野球連盟が試合時間を確認できる1953年の大会以降、夏の甲子園ではもっとも遅い午後7時49分から始まり、試合終了の時間も午後10時46分と、史上もっとも遅くなりました。