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北海道 羅臼岳付近「友人がクマに襲われた」通報 ヒグマ生息地

クマ被害

14日午前、北海道知床半島にある斜里町の羅臼岳付近で「友人がクマに襲われた」と男性から警察に通報がありました。羅臼岳はヒグマの生息地で、警察は現場に警察官を出して確認を急いでいます。

14日午前11時10分ごろ、北海道斜里町の羅臼岳付近で「友人がクマに襲われた」と男性から110番通報がありました。

男性と友人は登山中だったとみられ、通報した男性とは連絡が取れていてけがはないということですが、襲われた友人の状況はわかっていないということです。

羅臼岳はヒグマの生息地で、警察は現場に警察官を出して襲われたとみられる人の安否などについて確認を急いでいます。

羅臼岳は北海道の羅臼町と斜里町にまたがり、標高は1661メートル、世界自然遺産に登録されている知床半島の名所のひとつで、日本百名山のひとつとしても知られ夏は多くの登山客が訪れます。

一方で、ことし5月から8月9日までに羅臼町でのヒグマの目撃情報などは82件寄せられているということです。

男性は斜里町側の登山道から入山か 登山道を封鎖へ

羅臼岳の登山道を管理している林野庁北海道森林管理局によりますと、羅臼岳には斜里町側と羅臼町側からの2つの登山道があり、被害にあったとみられる男性は斜里町側の登山道から入山していたということで、この登山道を封鎖する措置を取ったということです。

また、被害を防ぐため羅臼町側の登山道についても封鎖する方向で検討するとしています。

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