“大雨被害の熊本を支援” 都内のアンテナショップに多くの客

東京都

記録的な大雨で被害を受けた熊本県を支援しようと、都内にあるアンテナショップでは13日から募金箱が設置されたほか、商品を買って支援しようと多くの客が訪れています。

東京 銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」では、地元の食品や工芸品およそ1500点を販売し、県の情報発信を行っています。

熊本県が13日から義援金の受け付けを始めたことにあわせて、店の入り口に募金箱が設置され、訪れた客は次々に募金をしていました。

店によりますと、12日は売り上げがふだんの平日の1.5倍で、商品を買って現地を支援をしようという客が多いのではないかということです。

ただ、被害が大きかった天草市や八代市の業者からは、一部の商品の出荷が遅れる可能性があると連絡があったということです。

店を訪れた天草市出身の40代の男性は「住んでいたころには考えられないほどの大雨でとても驚きました。熊本の商品を買うことで応援になればと思います」と話していました。

店を運営する熊本県東京事務所の松岡満男次長は「熊本地震や5年前の豪雨の時も多くの応援をいただき、とても力になりました。被災者の支援に役立てていきたいです」と話していました。