参院選に向け各党党首 討論会で経済政策や成長戦略めぐり論戦 2025年7月6日 21時52分 参議院選挙 今月20日に投票が行われる参議院選挙に向けて、各党は支持の訴えを活発化させていて、6日夜は、各党の党首がインターネット番組の討論会で、経済政策や成長戦略をめぐり論戦を交わしました。 与野党10党の党首は6日夜、動画配信サイト「ニコニコ生放送」の討論会に臨みました。 自民 石破首相 自民党総裁の石破総理大臣は「コストカット型の経済から付加価値型の経済に大胆に経済政策を転換する。過去最高だった去年を上回る5.25%の賃上げを実現し、民間の投資も107兆円で過去最高だった。GXやAI、それにDX、防災、医療、介護、農業など、伸びしろのある地方を中心とした経済を最大限、伸ばしていく。投資と賃上げがけん引する成長型経済を必ず実現して、1000兆円のGDPを実現したい」と述べました。 立民 野田代表 立憲民主党の野田代表は「賃上げと雇用を軸とする経済政策が一番大事だ。希望すれば非正規雇用から正規雇用になれる法改正を含めた対応が必要だ。中小企業が正規雇用に移行するという経営判断ができるようにするための環境整備が必要であり、そのためにも社会保険料の事業主負担を軽減することだ。セットで後押ししていけるようにしたい」と述べました。 維新 吉村代表 日本維新の会の吉村代表は「社会保険料を下げる改革は経済成長にも大きく資する。社会保険料を下げることができたら手取りが増える。そうすれば家計が潤い、消費が増える。事業主は賃金を上げることができ、雇用を増やし、投資をすることができる。少子高齢化の中で社会保険料を下げる改革は重要だ」述べました。 公明 斉藤代表 公明党の斉藤代表は「経済をけん引するのは日本にしかない独自の技術だ。そのために科学技術政策に予算や投資を倍増すべきだ。独自な技術があれば、どんなに関税をかけられても、その物を買うしかない。大切なことは世界標準を日本が先導してつくっていくことだ」と述べました。 国民…