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トランプ大統領 米ロ首脳会談で“戦争終わらせねば”と伝える

トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、8月15日に予定されているロシアのプーチン大統領との会談で「戦争を終わらせなければならない」と伝えると明らかにするとともに、会談を経て、プーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による直接の会談か、みずからを含む3者会談を実現することに意欲を示しました。

アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談は15日にアメリカのアラスカ州で行われる予定で、両国の首脳の対面での会談は、2022年にロシアがウクライナに侵攻して以降、初めてです。

この会談をめぐってトランプ大統領は11日、ホワイトハウスで記者団に対し「今回は、ロシアの出方をうかがう会談となる。私はプーチン氏に『あなたは戦争を終わらせなければならない』と伝えるつもりだ」と述べました。

そして「次は、ゼレンスキー氏とプーチン氏による会談か、私と彼らによる会談になるだろう。必要があれば私は彼らの会談に同席する。ロシアとウクライナの首脳による会談を調整したい」と述べ、15日の首脳会談を経て、プーチン大統領とゼレンスキー大統領による直接の会談か、みずからを含む3者会談の実現に意欲を示しました。

一方で、アラスカ州での首脳会談にゼレンスキー大統領が招かれているのか問われると「来ると言いたいところだが彼は侵攻後の3年半、たくさんの会談を行ってきたのに、何も起きなかった」と述べました。

ドイツ政府 トランプ氏らと13日にオンライン会合と発表

ウクライナ情勢をめぐってアメリカとロシアの首脳会談が15日に予定されるなか、ドイツ政府は11日、イギリスやフランスなどヨーロッパの6か国とEU=ヨーロッパ連合やNATO=北大西洋条約機構の首脳が、ウクライナのゼレンスキー大統領、アメリカのトランプ大統領らと13日にオンラインで会合を開くと発表しました。

それによりますと、会合では、ロシアへのさらなる圧力の強化に向けた取り組みのほか、ウクライナをめぐる和平交渉や領土、安全保障などの問題についても意見を交わすとしています。

首脳たちは、まず、ゼレンスキー大統領と話し合ったあと、トランプ大統領やバンス副大統領も交えて協議するとしています。

会合の結果を踏まえた声明も発表される見通しで、ロシアのプーチン大統領との会談を控えるトランプ大統領に、ヨーロッパやウクライナの主張をどこまで打ち込めるかが焦点になります。

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