他人の土地を駐車場登録しキャンセル料詐取か 再逮捕へ 千葉
駐車スペースの貸し借りをするシェアリングサービスに他人の土地を勝手に駐車場として登録して貸し手になりすました上、他人名義で発生させたキャンセル料金をだまし取ったなどとして、千葉県警が別の詐欺事件で逮捕された20代の容疑者2人を30日、再逮捕することが捜査関係者への取材で分かりました。
捜査関係者によりますと、東京 北区の三上淳平容疑者(29)ら2人は2024年、駐車スペースの貸し借りをする大手のシェアリングサービスに他人の土地を無断で登録し、他人名義のクレジットカードの情報でわざとキャンセルを発生させて料金をだまし取ったなどとして詐欺や詐欺未遂の疑いが持たれています。
駐車場の利用を当日にキャンセルした場合は貸し手が料金を受け取れる仕組みを使い、他人の駐車場を勝手に登録したあと、借り手も装って少なくとも800回余りの予約とキャンセルを繰り返していたとみられるということです。
2人は所得税の還付金をだまし取った疑いで9月、逮捕されていて警察は30日、詐欺などの疑いで再逮捕し、カード情報を不正に入手したいきさつについても調べることにしています。