日産自動車はアメリカ向けに輸出しているEV=電気自動車の生産を一時停止し、ホンダもアメリカのGM=ゼネラル・モーターズに生産を委託している高級ブランドのEVの生産を終了しました。アメリカでのEVの販売が一段と減速することが懸念される中、日本の自動車メーカーの間で戦略を見直す動きが出ています。
日産によりますと、栃木県の工場で生産し、アメリカ向けに輸出しているEVの「アリア」について、生産を一時停止したということです。
在庫分の販売は継続するものの、その後の生産計画については未定だとしていて、販売台数の低迷などを踏まえた判断だとしています。
また、ホンダもGM=ゼネラル・モーターズに生産を委託している高級ブランド「アキュラ」のEV、「ZDX」の生産をこのほど終了したことを明らかにしました。
理由について会社は「ニーズや市場環境などを踏まえてラインアップを最適化した結果だ」と説明しています。
アメリカのトランプ政権は、バイデン前政権で進められてきたEVの普及策の見直しを進めていて、9月末でで税制優遇の措置などを廃止することを決めています。
アメリカでのEVの販売が一段と減速することが懸念される中、日本の自動車メーカーの間で戦略を見直す動きが出ています。