神戸市のマンションで24歳の女性が刃物で刺されて殺害された事件で、逮捕された容疑者が現在の東京の会社で働く前に、神戸市内に住んでいたことが捜査関係者への取材で分かりました。容疑者は今月17日から会社に休暇を取って神戸を訪れていたということで、警察が事件までの詳しいいきさつを調べています。
東京・新宿区の会社員、谷本将志容疑者(35)は今月20日、神戸市内にあるマンションのエレベーターの中で24歳の会社員の女性をナイフで数回刺して殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと、谷本容疑者は「ナイフで刺したことに間違いないが、殺意を持っていたか分からない」と容疑を一部否認しているということです。
事件当時、容疑者は東京都内の会社に勤務していましたが、3年前には神戸市内に住んでいたことが捜査関係者への取材で分かりました。
また、現在の勤務先には、およそ10年間、神戸市内の会社で働いていたと説明していたということです。
一方、調べに対し、被害者の女性について「全く知らない人です」と供述し、2人に具体的な接点は確認されていないということです。
容疑者は今月17日から会社に休暇を取って、現場近くのホテルに宿泊していたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

被害者の女性 “明るく朗らか コミュニケーション能力高い”
この事件で亡くなった※片山恵さんは、神戸市内にある保険会社で勤務していました。
会社によりますと、片山さんはおととし4月に新卒で採用されました。その後、神戸市内にある支店で営業職として働いていたということです。
また、片山さんは明るく朗らかでコミュニケーション能力が高い社員だったということです。
※「片」は「丿」と「亠」と「T」