林官房長官“石破首相の意向踏まえ政策実現へ真摯に取り組む”

報道各社の世論調査で内閣支持率が上昇していることに関連し、林官房長官は、石破総理大臣が自民党総裁として選挙結果への重大な責任を痛感しながら国民に対する責任を果たす意向を示していることも踏まえ、政府として政策実現に向け真摯(しんし)に取り組む考えを示しました。

林官房長官は記者会見で、報道各社の世論調査で石破内閣の支持率が上昇していることについて見解を問われ「個々の調査結果やその要因について、政府としてコメントすることは控えたい」と述べました。

そのうえで「石破総理大臣は、自民党総裁として『わが国が国難とも言うべき厳しい状況に直面する中、選挙結果に対する重大な責任を痛感しながらも政治を停滞させないよう国家や国民に対する責任を果たさなければならず、厳しい審判を踏まえ、野党とも協議し、すぐれた政策を作り上げたい』と述べている」と説明しました。

そして林官房長官は「政府としては、こうした方針も踏まえ、引き続き、政策の実現に向けて真摯に取り組んでいきたい」と述べました。