東~西日本で猛烈な暑さ 東日本では非常に激しい雨のおそれ
連日、体にこたえる暑さが続いていますが、10日も東日本や西日本では猛烈な暑さが続く見込みで、引き続き、熱中症への対策を徹底してください。
一方、前線が南下する影響で、東日本では非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は低い土地の浸水や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、10日も東日本と西日本を中心に気温が上がり、日中の最高気温は山口市や京都市、兵庫県豊岡市で36度、広島市や大阪市、甲府市、東京の都心で35度と猛暑日が予想されているほか、福岡市や名古屋市、横浜市で34度など各地で厳しい暑さとなる見込みです。
熱中症の危険性が極めて高くなるとして、茨城県、東京23区と多摩地方、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、三重県、石川県、京都府、兵庫県、和歌山県、広島県、島根県、鳥取県に「熱中症警戒アラート」が発表されています。
適切にエアコンを使用し、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど、熱中症への対策を続けてください。
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一方、東日本では前線が南下し、暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定になる見込みで、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また西日本の太平洋側や沖縄地方でも湿った空気の影響で激しい雨が降るおそれがあり、11日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで九州南部で150ミリ、関東甲信と奄美地方で120ミリ、沖縄で100ミリと予想されています。
気象庁は、低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。