携帯電話会社の「楽天モバイル」のシステムに不正にログインし、回線契約を結んだとして17歳の少年らが検挙された事件で、警視庁は他人のIDとパスワードをこの少年に提供したなどとして、新たに長野県に住む16歳の高校生を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕しました。調べに対し、容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、長野県松本市に住む16歳の男子高校生です。

警視庁によりますと、2024年4月、「楽天モバイル」のアカウントを持つ5人分のIDとパスワードを、匿名性の高い通信アプリを通じて17歳の少年に提供し、不正なログインを手助けしたとして不正アクセス禁止法違反の疑いが持たれています。

IDなどの提供を受けた17歳の少年と別の少年の2人は2024年、「楽天モバイル」のシステムに、他人になりすまして不正にログインし、4つの通信回線の契約を結んだとして不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで検挙されていました。

警視庁によりますと、新たに逮捕された高校生はSNS上で少年らとともに「荒らし共栄圏」というグループで「副主席」を名乗って活動していたとみられていて、2024年3月以降、およそ2000件の他人のIDとパスワードを17歳の少年に提供した疑いがあるということです。

警視庁はこのグループがこれまでにおよそ100の回線の契約を結び、1回線当たり1万2000円ほどで転売していたとみて詳しく調べています。

高校生は調べに対し、「知りません」と容疑を否認しているということです。