道頓堀ビル火災 死亡した消防隊員 建物内の崩落で退避できずか

大阪府

18日大阪・ミナミの道頓堀に面したビル2棟が焼けた火事で、死亡した消防隊員2人は、もう1人の隊員と建物内で消火活動中に崩落が起きて、退避できなくなった可能性があることが消防への取材でわかりました。消防は事故調査委員会を立ち上げて、当時の活動状況などを検証することにしています。

18日午前10時前、大阪・中央区の道頓堀に面した7階建てと5階建ての隣り合うビルで火事があり、火はおよそ7時間後に消し止められました。

消火活動にあたった消防隊の森貴志小隊長(55)と長友光成隊員(22)が建物の6階で意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡しました。

また、消防によりますと、ほかの消防隊員4人と、近くにいた女性も搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。

死亡した2人は、もう1人の隊員と3人で、ビルの中で活動していましたが、崩落が起き外に出られなくなったとみられるということです。

もう1人の隊員は建物から退避できたものの崩落によるものとみられるやけどをしたということで、大阪市消防局は今後、事故調査委員会を設置して当時の活動状況などを検証することにしています。

一方、警察と消防は19日、現場検証を行って火が出た原因などを詳しく調べることにしています。