
ロシア議会の下院は、プーチン大統領の側近として知られるボロジン下院議長が、日本の植民地支配から解放されて80年となる今月15日にあわせて、北朝鮮を訪問すると発表しました。両国の蜜月ぶりをアピールするねらいがあるとみられます。
ロシア議会の下院は、ボロジン下院議長が率いる代表団が、北朝鮮の最高人民会議の招きで、14日から2日間の日程で、首都ピョンヤンを訪問すると12日、発表しました。

ボロジン下院議長は、プーチン大統領の側近として知られ、北朝鮮が日本の植民地支配から解放されて80年となるのにあわせて開かれる祝賀行事にも出席する予定だとしています。
また、韓国メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)総書記と面会する可能性もあるとの見方を伝えています。
ことし10月には、朝鮮労働党の創立80年にあわせて、前の大統領で安全保障会議のメドベージェフ副議長も北朝鮮を訪問する見通しで、相次ぐ要人の往来を通じて、両国の蜜月ぶりをアピールするねらいがあるとみられます。