群馬県の防災ヘリコプターが山中で墜落し、9人が死亡した事故から10日で7年となり、亡くなった消防隊員などの追悼式が行われました。

2018年8月、群馬県中之条町の山中で、登山道の視察のため飛行していた県の防災ヘリコプターが墜落し、消防隊員やパイロットなど合わせて9人が死亡しました。

事故から7年となる10日、山のふもとにある草津町で追悼式が行われ、遺族や山本知事などおよそ60人が参列しました。

追悼式は例年、現場近くに建てられた慰霊碑の前で行われていますが、今月4日に草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられた影響でことしは会場が変更されました。

式では墜落時間とされる午前10時1分にあわせ、全員で、祭壇に向かい黙とうをささげました。

このあと遺族の代表が「最愛の家族が帰らぬ人となった日のことは頭から離れることはない。同じ悲しみが二度と繰り返されることのないよう、事故を風化させてはならないという遺族の思いは変わることはない」と追悼のことばを述べました。

山本知事は「事故を風化させず、二度と起こさぬように防災航空体制の安全管理に全力を尽くすことをかたく誓う」と述べました。

式のあと遺族と対面した知事は、遺族の求める機体の展示について「検討していきたいが、展示場所について合意に至っていない。知事としていろいろな方の意見を踏まえ決めていきたい」と話しました。