神奈川県茅ヶ崎市の団地の部屋の床下に男性とみられる遺体を埋めて遺棄したとして警察はこの部屋に住む44歳の容疑者ら男女2人を逮捕しました。以前、部屋で同居していた50代の男性が行方不明になっていて、警察は遺体で見つかったのは、この男性とみて確認を進めています。
逮捕されたのは、いずれも茅ヶ崎市の無職、小椋亮容疑者(44)と岡安唯容疑者(38)です。
警察によりますと、2人は茅ヶ崎市鶴が台の団地の部屋で同居していましたが、去年5月ごろ、男性とみられる遺体をこの部屋の床下に埋めて遺棄した疑いが持たれています。
部屋には以前、50代の男性も同居していましたが去年8月、勤務先の会社の同僚から「男性が行方不明になっている」と警察に届け出がありました。
警察が2人に事情を聴いたところ「男性を埋めた」と話したことなどから、8日、団地の部屋を捜索し、一部が白骨化した遺体が見つかったということです。
警察は行方不明の男性の遺体とみて確認を進めるとともに死亡したいきさつについても2人が事情を知っているとみて詳しく調べることにしています。
警察は2人の認否について明らかにしていません。
