
東京都は、整備士の不足のため、へき地や緊急性の高いケースで出動するドクターヘリの運航を今月、一部の期間で休止することになりました。
東京都のドクターヘリは、へき地や緊急性の高いケースに出動していて令和5年度には1年で1360回、出動しています。
都によりますと、先月下旬にドクターヘリの運航業務を担っている学校法人から整備士を確保できないため運航休止日が発生すると連絡があったということです。
ドクターヘリの運航が休止されるのは、7日から10日までの4日間と24日から26日までの3日間のあわせて7日間です。
整備士の不足は介護休職や勤務形態の変更によるもので、来月以降は整備士が新たに採用されるなどして、通常の体制で運航ができるようになるということです。
都救急災害医療課は「運航が休止される期間は東京消防庁と連携し迅速に救急搬送が行えるよう対応していきたい」と話しています。