ロシア 米特使の派遣 歓迎する意向 強硬な姿勢は崩さず
アメリカのトランプ大統領がロシアがウクライナとの停戦に応じるべきだとして、その期限とする今月8日を前にロシアに特使を派遣する考えを示したことについて、ロシア大統領府の報道官は歓迎する意向を示しました。
トランプ大統領は、今月8日をロシアが停戦に応じるべき期限とした上で、その前に側近のウィトコフ特使をロシアに派遣する考えを示しました。
これについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は4日、記者団に対し、「ウィトコフ特使との会談は喜ばしいことだ」と述べ、歓迎する意向を示しました。
ロシア国営のタス通信は、ウィトコフ特使が6日にロシアを訪問する見通しだと伝えています。
ただ、プーチン大統領は、主張が認められないかぎり、停戦には応じられないとして強硬な姿勢を崩しておらず、ウィトコフ特使の派遣で停戦に向けた進展があるかが焦点です。
一方、トランプ大統領は1日、ロシアのメドベージェフ前大統領による核による報復を示唆した投稿を受けて原子力潜水艦2隻を「適切な地域」に展開するよう指示しました。
これについて、ペスコフ報道官は「アメリカの潜水艦が戦闘態勢にあるのはいつものことだ」としたうえで、「ロシアで外交政策を策定しているのは大統領だ」と述べ、メドベージェフ氏の主張は政権の立場を代表するものではないと強調しました。