高校野球 夏の甲子園開幕 史上初めて夕方に開会式実施へ
夏の全国高校野球が5日、甲子園球場で開幕します。暑さ対策の一環として史上初めて夕方に開会式が実施され、大会6日目までは試合を午前と夕方に分けて行う「2部制」が実施されます。
ことしで107回目を迎える夏の全国高校野球は甲子園球場で行われ、地方大会を勝ち抜いた49の代表校が出場します。
春のセンバツ高校野球で優勝した神奈川の横浜高校は、1998年にエースの松坂大輔投手を擁して以来となる2回目の春夏連覇を目指します。また、去年の大会で初優勝した京都国際高校は史上7校目となる大会連覇がかかります。
初出場は埼玉の叡明高校、未来高校富山、静岡の聖隷クリストファー高校、愛知の豊橋中央高校、滋賀の綾羽高校の5校で、いずれも春夏通じて初めてです。
ことしは暑さ対策など選手の負担を軽減しようと史上初めて夕方に開会式が実施され、大会1日目の5日は開会式直後の午後5時半から開幕試合のみが行われます。
また大会1日目と4日目を除いて6日目まで午前と夕方に分けて行う「2部制」が4試合で行われます。試合が決められた時間を過ぎた場合は原則中断し、翌日以降に打ち切った時点から再開する「継続試合」を適用します。
大会は3日間の休養日を含めて去年より1日長い18日間の日程で行われます。